2014年11月24日月曜日

蓼科山・縞枯山(北八ヶ岳)

2014年11月23日

24キロのロングトレイルの翌日、北八ヶ岳の蓼科山と縞枯山に行ってきました!

初冬のキンと冷えた気持ちの良い空気と、暖かい日差しに恵まれた1日でした。

7:40七合目一の鳥居

8:40将軍平


9:00蓼科山
山頂より南八ヶ岳を望む

風も無く、暖かく穏やかな標高2530mの山頂でのんびりランチタイム。
昨日、24キロのロングトレイルを歩いたとは思えないほどのスピードで登り、そして下山。

車で、北八ヶ岳ロープウエイに移動し、縞枯山に登りました!
ロープウエイを降りると、もうそこが北八ヶ岳坪庭
木道の上は積雪ありです
縞枯山荘


縞枯山(2403m)

縞枯山展望台






















入笠山大阿原湿原~鹿嶺高原トレイル

2014年11月22日

入笠山大阿原湿原~テイ沢~鹿嶺高原(往復)

往復約24キロのトレイルを歩きました。誰もいないマニアックなトレイルだが眺望は素晴らしく、長く続く尾根上からは南アルプスの甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、北岳、中央アルプスの全容と御嶽山、乗鞍岳、北アルプスが大迫力で望む道。
途中、地形図見ながらバリエーションルートを歩き楽しみました。
達成感のあるルートです!





行程、ルートなどはお客様が企画立案し、その素晴らしい挑戦のサポートをさせて頂きました。
行程を企画することは、自身の体力、コースの危険性、日照時間、エスケープルートの把握、装備品の選出など様々な事柄を念頭に置かなければならない。

自身で考え判断する。それは自立した登山者の証明でもある。

長いトレイルだがトレイルランニングではなく、あくまで登山。装備は軽アイゼンなどを含め、安全対策を怠ることなく準備し、自身の体力とコースタイムの管理、補給、行程などの様々な判断をお客様自身も自己の責任を持って臨んだ。
これはお客様のポリシー。

ガイディングの装備品は、ロープ8mm×30m、7mm×7m、ハーネス、スリング、カラビナ、ツエルト、危急時応急セット、2万5千分の1の地形図、コンパスなど。これらの装備品は例え高尾山であっても持っていく。
これはボクのポリシー。

互いの責任と山に対する想いが信頼関係を生む。
それは例え里山の山行であっても変わることはない。

そして、今回お客様に教えて頂いた言葉・・・「森相(しんそう)」
人に人相があるように、森にも森相がある。

森の顔や匂い、自然のそれを感じ取り、愛し、慈しむ心。
まだボクには到達していない領域を教えて頂いた。

緻密な計画と事前準備、装備、十分な体力と技術。そして自然を慈しむ心。

お客様の山に対する熱く深い想い。
その想いに前進全霊で応え、確かに存在する信頼関係。

そして、お客様から信頼を受け、全権を委ねていただくその責任を、これからも山で果たしてゆきたい。



【タイムテーブル】
6:00  大阿原湿原駐車場出発
6:35  テイ沢を降り林道に到着
7:50  林道からバリエーションルートに取り付く
8:10  主尾根に出る
10:28 鹿嶺高原(休憩約50分間)
15:30 大阿原湿原(林道復路)
※行動時間8時間30分








朝、暗い時間に車を走らせ、入笠山の大阿原湿原に向かった。

まだ薄暗い時間にスタート。ガンガンに飛ばします!

大阿原湿原
テイ沢
高座岩から尾根を歩くルートが通常ですが、今回はテイ沢から林道を下り、途中からバリエーションルートで尾根に上がりました。読図し、地形を判断しながらのバリエーションはやっぱり楽しい!
林道歩き

小黒川
見えるは南アルプスの女王、仙丈ヶ岳
カラマツ林の急登を詰め、バリエーションルートで主尾根を目指す
尾根に出ると中央アルプス、御嶽山、白山、乗鞍岳、北アルプスの眺望に大興奮!



長い尾根のトレイルですが、途中に幾つも展望スポットがあり爽快!写真は中央アルプス

北岳と仙丈ヶ岳
展望スポットでランチ!
山は酢飯が美味しい
眺望の素晴らしい鹿嶺高原雷鳥荘で終点!
乗鞍岳、北アルプス
中央アルプス





 雷鳥荘から直ぐの遊歩道を上がると展望台!

展望デッキ
圧巻の鋸岳と南アルプスの貴公子、甲斐駒ヶ岳

中央アルプス
南アルプスの女王、仙丈ヶ岳
遠く恵那山も
北アルプス、穂高連峰と槍ヶ岳
乗鞍岳
御嶽山



復路はカラマツ林の美しい林道をゆきました



日本タンポポ


テイ沢






入笠山近辺からは富士山
八ケ岳
入笠牧場
穂高連峰と槍ヶ岳をバックに、ダケカンバとシラビソの一本姿