1日目 広河原~白根御池小屋(宿泊)
2日目 白根御池小屋~草スベリ~肩の小屋~北岳~肩の小屋~左俣
~大樺沢~広河原
日本第二位の高峰「北岳」
以前、北岳にもがき苦しむ人が、こう言った
富士山には登れたのに・・・と
「北岳は甘くはない」
タクシーで広河原に到着。
ここで初めて、添乗員、お客様と、全員の顔合わせとなる。
参加者24名と、添乗員と、ガイドのボクの合計26名が今回のパーティー。
聞くと、24名中23名が北岳が初めてとのこと。
個人の登山歴はガイドは知り得ない情報だが、1時間も歩けば、参加者の脚力は手に取るように分かる。
土砂降りの雨の中の苦しい登山・・・
参加者は皆、素晴らしい眺望を期待しているはず。
でも山は晴れの日ばかりではない。
一度、発車した列車は、簡単には止まれない。
進むのも、戻るのも、個人としてではなく、集団としての行動。
「集団行動」
山では嫌でもその意味を突きつけられる。
一人でも敗退者がでるのなら、列車は下山。
お手軽に感じるツアー登山・・・
実は個人の責任は非常に重い。
雨の中、そのことを感じ、学べたのなら、よい山行だったと、ボクは思う。
厳しい条件の中の登頂、そして下山、本当におめでとうございます!!