瑞牆山荘~富士見平小屋~瑞牆山(往復)
台風の通過に伴い、林道は通行止めの事前情報。
ツアーは決行。
どうする?
通行止めなら付近の横尾山に変更の代替え案を提案する。
冒険とリスク・・・
お客様は、当然、瑞牆山に登りたいはずだ。
でも、登山口どころか、塩川ダムのずっと下の県道で、すでに交通規制。
なんとか、とりあって、自己責任でと念を押され、通してもらう。
登山口付近にも交通規制がひかれていたけど、ここも突破!
林道には台風の強風でなぎ倒された倒木。
人力でなんとか退かしてバスを通過させる!
やっとの思いで辿り着いた登山口!
でも、本当に行けるのか・・・!?
予定の不動滝への下山は、危険と判断。
急遽、瑞牆山荘からの往復とした。
しかし、雨もまだ降ってるし、台風の通過で風が強い。
沢の徒渉は大丈夫なのか?
冷たい雨風の中、低体温症のリスクや、濡れた岩場の通過に伴うリスク、
そして、徒渉のリスク。
様々な要因が頭をよぎる。
富士見平小屋までの樹林帯は、特に風が強かったけど、天候は回復の予報だったので、これは問題なし。
次なる関門は、徒渉。
瑞牆山荘いわく、徒渉できないだろうとのこと・・・
ボクの判断は、膝下なら渡る!
結果は、突破!
濡れることを恐れず、アタックしたお客様!
お見事です!!
登山道も沢と化していたけど、お昼を過ぎる頃には、青空も顔を出し、風はさすがに冷たかったけど、山頂も眺望あり!
冒険とリスク。
経験の裏にある自信を武器に、リスクを最小限に抑え、冒険を楽しめた、記憶に残るツアーとなりました!(*^^)v