2014年2月26日水曜日

黒斑山【ガイド】

2014年2月23日

車坂峠~中コース~トーミの頭~黒斑山(2404m)~往復


当日は大雪の影響で、アサマ2000スキー場は運休でしたが、高峰高原ホテルのある車坂峠までの道は除雪が完璧で、アクセスは車の運転も問題なし!

ビジターセンター(自然観察センター)に駐車して、大雪後の登山のため急遽準備した20セットのスノーシューとストックと共にツアー本隊を待ちます(*^^)v

到着したお客様のほとんどは、スノーシュー初体験とのこと。
雪原を軽やかに歩くコースとは違い、狭い樹林歩きや、急斜面のトラバースなどありますが全員無事にクリア!

みんなで快晴の黒斑山を満喫しました!



そして以前にツアーでご一緒したお客様が、何名か声を掛けてくださりました・・・


それって、実は、めちゃくちゃ嬉しいんです!!

ありがとうございました!!(^_^)/





黒斑山から見た浅間山








根子岳(信州菅平高原・奥ダボススノーパーク~)

2014年2月22日
 
主に冬季の根子岳登山口となる、奥ダボススノーパークまでは除雪が完璧で、車の運転も安心して上がることができます。
 
スキー場の第1フード付トリプルリフトに乗って上がり、そこから根子岳を目指します!
 
リフトは片道400円で、5時半までにチケットを返却すれば100円バック!(*^^)v
 
スキーヤーやボーダーはリフトを降りて、スノーキャットに乗り変え、山頂に行き、そこから滑り下りるのが人気のようです。
 
 
 
スノーキャット乗り場
セレブはここで乗り換え(^_^;)

 
スキーヤーやボーダーを横目にハイクアップで根子岳を目指す!
 
きっと、歩いて楽しいの?って思ってるはず・・・
 
 
山登りは楽しい!(^_^)/
 
 
でも、この時は内心久し振りにボードやりたい!滑りたい!って羨望の眼差しで見ていました(笑)
 
やっぱり、シーズンに1度でいいから滑りたいな~(-_-)
 
 
なだらかな山容の根子岳




スノーキャットが行き来する中をスノシューでテクテク頑張ります(*^^)v


 


約3時間で、根子岳(2207m)山頂に!
奥に見えるは四阿山!
 
北アルプスもバッチリ見えました!

下りは、装備した通称「シリセードマシン」で大滑走!
アッという間の下山でした!(*^^)v

 

 

 

 

 

2014年2月24日月曜日

登山道具インプレッション②【MSRスノーシュー】

登山ガイド秋山茂雄のページへようこそ!


雪山シーズン真っただ中!

みなさんは雪山楽しんでますか?


さて、登山道具の使用感想を勝手に述べる「登山道具インプレッション」(*^^)v

第二回目のインプレは・・・


「スノーシュー」


値段は張りますが、その性能はピカイチで人気のMSRスノーシューのインプレです!

左【エボ】・右【ライトニング】


【MSRライトニングアッセント】

今回インプレしたライトニングはレディースです。
サイズが小さいため、メンズとは浮力、剛性感は変わりますが、アルパインやバックカントリーなどで少しでも軽量化を図りたい時、男性でもレディースを使用する人もいるようです。


☆評価

良い点
●何といっても圧倒的な軽さ。これは絶対的な武器になる。パッキング時も、スノーシュー歩行時も、実感できる軽さ。
●メーカの評価通り、アルミフレーム素材ならではの「たわみ」や「しなり」がはっきり分かる。雪面をしっかり追従する感覚が強く、素材の反発力を生かしたリズミカルな歩行が極めて爽快。
●アルミフレームの外周がスパイクになっているため、雪面へのトラクションが感じ取り易く、安定感がある。(スノーシューが雪面からズレても、コントロールを失うことが無い)

悪い点
●ほとんど見当たらないけど強いて言えば、雪深いラッセル時の足抜けの悪さ。(アルミフレームの外周が雪の抵抗になる)


初めてライトニングを履いた時の感動は忘れない。
雪上をリズムミカルにハイスピードで歩ける感覚は見事と言うしかない、最高の一品。


【MSRエボアッセント】


☆評価

良い点
●スチールスパイクが凍った硬い雪面でもガッチリ食いつく感覚がある。
●突起物のないフラットな樹脂フレームで足抜けが良く、雪深いラッセル時もストレスなく突き進める。

左【エボ】
スノーシューは歯が命(*^^)v


●樹脂製フレームで剛性感が強い。(ライトニングと比較して「たわみ」が無く好みは分かれるところ。欠点にもなりうる。体重の重い人はエボ向きか?)

悪い点
ライトニングと比較すると重量がある。(それでも一般的には軽い方)
●カーブを描いたノーズの影響で、斜面で荷重を掛けた時、板が下方向にズレる。

【エボ】
綺麗にズリッとズレてますね(^_^;)


【ライトニング】
もちろんライトニングもズレは生じますが、アルミフレームが食いつきながらズレる感覚です。

しかし、雪深い新雪の斜面では、基本テクニックのキックステップとスノーシューの前爪をしっかり効かせれば問題無いでしょう。

特筆すべき点はヒールリフレクター。急斜面でも足を水平に保てるため、驚くほど楽に登れるようになります。



そして、一番気に入っているのが、ライトニング、エボ共に4本あるストラップです。ラッセル時でもズレない性能です。
MSRシリーズの中でも4本のウレタンストラップモデルがお勧めです。

つま先の2本はクロスして装着すると、より安定感が増します。


スノーシューは脱着の早さよりも、ラッセル時に外れないことが重要だと考えます。
そして、ウレタン製のストラップは、極寒の状況でも柔らかく柔軟性があり、扱いやすいです。



正直、ライトニングもエボも素晴らしい性能で、どちらが良い悪いは無いと思います。

雪上を軽やかに舞う【ライトニング】

雪深い男のラッセル【エボ】

といったところでしょうか(*^^)v








2014年2月21日金曜日

登山道具インプレッション①【エバニュー・6本爪アイゼン】【コクヨ・レベルブック】

登山ガイド秋山茂雄のページへようこそ!


普段、ボクが使っている登山道具と、そのインプレッションを紹介します。

あくまでも個人的な感想ですが、参考になれば嬉しいです!


では、記念すべき第一回目のインプレ第一号は・・・(*^^)v



【エバニュー・6本爪アイゼン】

☆評価

良い点
●7年使用してトラブル1度も無し。
●バックル式ストラップで脱着が早く、冬用グローブを付けたままでも容易   に脱着できる。
●一度も外れたり、緩んだりしたこと無し。

悪い点
●強いて言えば幅が6角レンチでの調整式なので、洗わないなどのメンテナンスを怠ると、レンチの溝に泥が詰まって回せなくなる。(ネジ穴を掃除すればいいだけのことと、一度調整したらまず動かさないですが・・・)
あまり問題点の見つからない逸品です。

 
付属の袋も丈夫で壊れません。

ストラップも未だ劣化などで、弱くなった形跡無しです。

脱着のスピードはピカイチ!
何度も脱着を強いられる状況でも、めんどくさくないです。


ボクにとって、不満の無いギアのひとつです!(*^^)v
 
 
 
 
 
 
次は、少しマニアックな商品(^_^;)
みなさんは、「野帳」ってご存知でしょうか?

アウトドアで記録するとき、通常のノートでは、雨などで濡れたりすると使い物にならないのですが、野帳は樹脂製のノートなので、水にも強く安心です。
 
通常、登山で記録することはあまり無いかもしれないですが、ガイド時は何かトラブルがあった時、詳細な記録を必要とすることがあります。
 
そんなことで、この野帳は大変役に立っています(*^^)v
 

 

【コクヨ・レベルブック】 

 
☆評価
良い点
●野帳の中では軽い
●野帳の中でも、特に紙が強いように感じる
●ボールペンで、滑らかな書き心地
 
悪い点
●あまり売って無い
●カラーバリエーションが少ない(確か赤、青、黄の三色)
●野帳なので、当然ハードケースだから、ポケットに入れておくと少し邪魔。
 

ページをクリップで止めておくと使いやすいです。
 

 これも、気に入っているギアのひとつです!(*^^)v
 
 
 
 
 

2014年2月9日日曜日

美ヶ原・王ヶ頭スノーシュー

2014年1月7日~8日



美ヶ原高原・王ヶ頭ホテルのパッケージツアーに参加してきました!
 
 
スノーシュー教室では、お客様と一緒に白銀の美ヶ原を満喫!(*^^)v 
 
 

雪上車にも乗ります!(^^ゞ











王ヶ鼻では圧巻の北アルプスの眺望!






ホテルの部屋では、「こたつ」でまったり(*^^)v



流石、王ヶ頭ホテルの料理です!


2日目は、吹雪のスノーシュー教室となりましたが、普段経験できないシチュエーションにテンションUP!

2日間とも、とても楽しいスノーシュー教室でした!





下山し、駐車場に戻ると・・・
車埋まってました(^_^;)

王ヶ頭ホテルのスタッフに助けられ、無事に駐車場から脱出!
 
お土産にもらった特大の焼き芋は、渋滞の帰路での貴重な非常食となりました!(*^^)v