2013年10月31日木曜日

☆遠山郷・恵那山 【ガイド】

2013年10月30日~31日

1日目   遠山郷・しらびそ高原~下栗の里~月川温泉(宿泊)
2日目   月川温泉~広河原~恵那山(往復)~ひるがみ温泉



観光とセットになった今回のツアー!
ゆったり流れる時間の中での観光は、ボクにとって新鮮な経験
普段見慣れない、遠山郷からの南アルプスも圧巻でした!
いつか南アルプス深南部も攻めてみたい!

 
日本の原風景を残す場所、長野県飯田市、遠山郷
 
しらびそ高原より、荒川前岳、小赤石岳、、前聖岳、光岳などを望む

ハイランドしらびそ

下栗の里・天空の里ビューポイント

サンセットポイント

 そば処ばんば亭

 
恵那山
初日の観光から一変して、2日目の恵那山は、本格的な登山です
歩きごたえのあるコース、全員の登頂!
おめでとうございます!
 
 
 
 
 
 

2013年10月29日火曜日

☆雁ヶ腹摺山~姥子山 【ガイド】

2013年10月29日

大峠~雁ヶ腹摺山~姥子山(往復)



「募集要項、登山初級クラス」

しかし、実際は・・・

このコース、結構キツイです(^_^;)


標高1560メートルの大峠から、1874メートルの雁ヶ腹摺山に登る

その標高差は、僅か314メートル

ここまではいい

ここから、姥子山へは一旦1480メートル地点まで下る

つまり、登山口より低い所まで一旦下り、姥子山へ


そして、同じ道をまた登り返す

これが精神的にもキツイ登りとなる


まして、それが雨降りともなれば、なおさらだ

ぬかるんだ登山道は、通常よりも体力を奪われる



ガスで眺望も無く、ただただプログラムを消化するかのような作業

これは、山登りに対しての信念や哲学を持たない人にとっては辛い時間だろう


登山は、一般観光ではない

まして楽しさを約束された遊園地でも無い


こんな日もある

こんな悪条件の日もある

でも、こんな悪条件の悪路を無事に歩きった事実は残る

それがなんの役に立つのか、意味を持たすのは、その人次第だ



滑る泥の斜面に格闘し、無事に完歩した皆様!

今回は、本当におつかれさまでした!(*^^)v
 
 


 

 

 

2013年10月27日日曜日

☆滝子山 【ガイド】

2013年10月27日

桜森林公園(大鹿林道分岐点)~道証地蔵~滝子山~檜平~藤沢

 
 
台風一過のこの日、晴天の順風満帆登山!
 
しかし、そこにスパイスが加わる
 
増水した沢の徒渉を、幾度とくり返す、スリリングなスパイス!
 
 みんな一気に集中力を高める
 
増水した徒渉は大変だったけど
何か見えない一体感のような感覚が生まれる
 
みんなで困難を突破する
 
これが、最高に爽快!
 
みんなの心がひとつになったような感覚
心の距離がぐっと近づいたような感覚
 
滝子山で得たものは
晴天の空でもなく、木々の紅葉でもなく、富士山の眺望でもない
 
もちろんそれらは素晴らしい
でも、それらを遥かに凌駕する感覚
 
きっと、それこそが今一番求めてるもの
 ボクがガイドになって、一番欲しかったもの
 
それを、お客様から教えられた最高の一日でした!

ありがとうございます!!
 
 
 

 


2013年10月26日土曜日

☆瑞牆山 【ガイド】

2013年10月26日

瑞牆山荘~富士見平小屋~瑞牆山(往復)


台風の通過に伴い、林道は通行止めの事前情報。

ツアーは決行。
どうする?

通行止めなら付近の横尾山に変更の代替え案を提案する。

冒険とリスク・・・
お客様は、当然、瑞牆山に登りたいはずだ。

でも、登山口どころか、塩川ダムのずっと下の県道で、すでに交通規制。
なんとか、とりあって、自己責任でと念を押され、通してもらう。

登山口付近にも交通規制がひかれていたけど、ここも突破!

林道には台風の強風でなぎ倒された倒木。
人力でなんとか退かしてバスを通過させる!

やっとの思いで辿り着いた登山口!
でも、本当に行けるのか・・・!?

予定の不動滝への下山は、危険と判断。
急遽、瑞牆山荘からの往復とした。

しかし、雨もまだ降ってるし、台風の通過で風が強い。
沢の徒渉は大丈夫なのか?

冷たい雨風の中、低体温症のリスクや、濡れた岩場の通過に伴うリスク、
そして、徒渉のリスク。

様々な要因が頭をよぎる。

富士見平小屋までの樹林帯は、特に風が強かったけど、天候は回復の予報だったので、これは問題なし。

次なる関門は、徒渉。

瑞牆山荘いわく、徒渉できないだろうとのこと・・・

ボクの判断は、膝下なら渡る!

結果は、突破!

濡れることを恐れず、アタックしたお客様!
お見事です!!

登山道も沢と化していたけど、お昼を過ぎる頃には、青空も顔を出し、風はさすがに冷たかったけど、山頂も眺望あり!

冒険とリスク。
経験の裏にある自信を武器に、リスクを最小限に抑え、冒険を楽しめた、記憶に残るツアーとなりました!(*^^)v